自宅サーバでCMS

自宅サーバでwordpressのようなCMSを実現しようとすると、LAN内部からアクセスすると表示できないものが出てきたり、設定の一部が機能しない。この場合にいちいちwordpressの設定を内部LANのアドレスに修正すると、今度は外部に公開できないというジレンマに陥る(すなわち、CMSをIPアドレスで運用すると外部に公開できない、ドメイン運用すると内部からのアクセスで表示できないものが出てくる。)。

これを解消するには、以下のような手段がある。

  1. 次に述べるようなシステムを構築する。
  2. プロキシサプロキシサーバを経由してアクセスする。しかしこの方法は、アクセススピードに難点が出る。
  3. LAN内に内部DNSを設置する。
  4. IPv6で接続する。
    参考:MORILOG  ローカルからドメイン名でアクセス出来ない!

このページでは光のマルチセッションを利用したシステムの構築によってCMSを運用する方法を記載する。

構成図

構成図

設定例

光ルータ(PR-400KI):192.168.1.1
LANルータ(WZR-D1100H):192.168.11.1
Server:192.168.1.100だとすると

※1 光ルータの設定(マルチセッション対応)

  1. 2つのプロバイダに接続することになるが、基本設定→接続先設定(IPv4PPPoE)のページ→接続先の選択設定→メインセッションのPPPoEの設定はせず、LANのルータに任せる。『PR-400KIのルーター機能をオフにしたい』のクチコミ掲示板
  2. サーバからの発信はセッション2に割り当てる。同じページの接続先ルールの設定セッション2の送信元IPアドレスに「192.168.1.100」と設定する。その他の欄は空欄で構わない。
  3. 静的NAT機能を有効にして、WANからの接続を公開サーバに導く。詳細設定→静的NAT設定→[ワンタッチ設定]の欄にサーバのアドレス「」を設定するか、その下の欄[静的NATエントリ]に「優先順位」1「接続インターフェース名」セッション2「宛先アドレス」192.168.1.100「変換対象IPアドレス」自WAN側アドレス「変換対象プロトコル」TCP「変換対象ポート」80と設定。

※2 LANルータの設定

  1. PPPoEによる発信。「Internet/LAN」→「Internet]のページで「PPPoEクライアント機能を使用する」を選択。「PPPoE]の設定で、通常使用する接続先を設定。
  2. 内部LANを光ルータと異なるセグメントになるようアドレスを設定。「PPTPサーバ」のページ[LAN側IPアドレス]に「192.168.11.1」サブネットマスク「255.255.255.0」をと設定。

※3 公開サーバの設定

  1. 光ルータと同じセグメントとなるようアドレスを固定。サーバのIPアドレスを「192.168.1.100」
  2. DDNSを利用するのであれば、DDNSに接続してグローバルアドレスを通知するアプリを導入する。例えばddclient。
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自宅サーバでCMS への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Wordpressのインストールと設定 | 分家蔵風人

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